【おいしいカレーのつくりかた】スパイスの魔法の配合


スパイスの配合

どんなスパイスをどんな配合でブレンドすればよいのか? 初心者にまとわり付くこの疑問への回答として「カレーのOS」は「スパイスメソッド」なる方法論を用意している。

入門編として外せないスパイスを4種挙げるなら、コリアンダー(茶色)、クミン(茶色)、ターメリック(黄色)、レッドチリ(赤)。辛さを抑えたければレッドチリの代わりにパプリカ(赤)を使えばOK。茶色はどっさりと、黄色と赤はちょっとずつ、というのがセオリーだ。

「好きなスパイスを好きなだけ用意し、すべてを1:1:1:1の割合で混ぜ、最後にコリアンダーだけ4倍にすればいい」というのは「カレーのOS」がとあるインド人シェフから聞いた話だが、これをきっかけにして「スパイスメソッド」を発見するに至ったのだという。

ちなみに、4人分のカレーを作るのに適したスパイスの量は「小さじ8」という法則も。このページで紹介しているマスタードフィッシュカレーも「はじめのスパイス」と「中心のスパイス」を合計すると「小さじ8」になっている。

text 水 亨一 photo 八田政玄

本記事は雑誌料理王国2020年6・7月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2020年6・7月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。


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