編集長の野々山が、料理王国8月号(7月6日発売)の見どころを、編集こぼれ話として紹介。実は今、静かなブームが起きているYouTubeの料理王国FOOVERチャンネルの制作秘話を紹介します。
子供たちの夏休みはまだ少し残っていますが、大人たちのお盆休みは終わってしまいました。残暑と休み疲れで食欲もわかない時、食べたくなるのはカレーではないでしょうか。僕も先週末、カレーを作りました。玉ねぎを飴色になるまで炒めて作る昭和の時代から作っている普通のカレーですが、我が家のカレーが一番! と思っている方、実はかなり多いのではないでしょうか?
でもたまには、違うカレーを作りたいと思っている僕に共感していただける方、料理王国8月号に掲載の、YouTubeの料理王国FOOVERチャンネルと完全連動している「和洋中の6名店が作るカレー!」をご覧になってください。誌面で紹介されている6店のカレー、作り方を全て動画でレシピ付きで紹介しています。
このFOOVERチャンネル、じわじわと会員数が増えていて、もうすぐ8.5万人を超えそうです。プロとアマの中間を狙っているチャンネルですが、すでに450動画をアップしています。シェフが教えるレシピが400以上あるということ。すごいですよ。是非一度覗いてみてください。
8月号では、6皿の和洋中のカレーを紹介していますが、2ヶ月ほど前の日記で神保シェフのイタリアンカレーを紹介しているので、今回は、割烹みやながの和風カレーご紹介しましょう。
宮永料理長は銀座ろくさん亭で13年間料理長を務めていた方。昨秋に独立して五反田に店をオープンさせました。駅から近く、居心地の良いカウンター割烹です。
そのカレーは、野菜のとろみで食べるカレー。日々の調理で出る野菜の皮や残りを茹でて、冷凍保存しているそうで、それを合い挽き肉と、玉ねぎやにんじんと炒めてバーミックスでペースト状にします。そこに、トマト、チーズ、コリアンダー、カルダモン、カレー粉を入れて完成。野菜を無駄にせず、美味しくいただける和風カレー。決めては何と言っても、美味しい鰹出汁です。
気になった方はぜひこちらからご覧になってください。
動画では、作り方だけではなく、試食シーンもあります。恥ずかしながら僕も時々出演することがあります。最後に少しだけ、今回も登場させていただいています。大したコメントが言えないのが恥ずかしいです。
でも、この和風カレー、本当に美味しかったです。野菜のとろみが最高に美味しかった。炊きたての土鍋ご飯も。
やはり、和風カレーは、優しい味になるのが一番美味しいと思います。実は、このカレー、水曜日のランチの時にだけお店でいただけるそうです。でも、お目当ての人がいるそうなので、早めにいくことと、事前に問い合わせたした方がいいかもしれません。超おすすめの和風鰹出汁カレーです。