【六本木】シェフやソムリエが引き寄せられる店「チャイニーズバー52(ゴニ)」


朝4時まで営業の同業者に人気

チャイニーズバー52(ゴニ)

 雑居ビルの2階という目立たない立地にも関わらず、明け方までゲストで賑わうのが、六本木の「チャイニーズバー52」だ。

青山の名店「希須林」で修業した店主の大宮将吾さんは「お酒を飲みながら料理をチョコチョコ楽しめる店」を目指して同店をオープン。

ひと皿を4~5人でシェアする伝統的な中国料理店と異なり、小皿の料理を700円前後の手頃な価格で提供するため、少人数で来店しても気軽にさまざまな料理が楽しめる。

カウンター席に面したオープンキッチンからはアツアツの料理が繰り出され、お酒も進む。明け方まで本格的な料理を食べられる店とあって、レストランのシェフやソムリエなど、プロの客足も絶えない。

豚バラ黒酢
具材は上州豚と山芋のみというシンプルな黒酢風味の酢豚。オープンキッチンであるため煙の出にくいIH調理を採用した。一般的に強い火力が必要とされる酢豚などの炒め物も、小ポーションで仕立てれば、ガス火と遜色ない仕上がりになる。

皿につけあわせや飾りをつけないのは「料理のおいしさとは別だと思うから」と大宮さん。メニューの9割を1000円以下にして、シンプルに「おいしい」を追求している。

チャイニーズ バーを盛り上げるオススメ5本!

(左から)
・コッリピチェンティーニボナルダヴィヴァーチェ[イタリア/エミリア=ロマーニャ]
・ エアフィールドエステート ソーヴィニヨンブラン2012[アメリカ/カリフォルニア]
・ シックスエイトナイン 2012[アメリカ/カリフォルニア]
・古越龍山 [中国紹興市 ]
・ カメ出し紹興酒

大宮将吾さん Shogo Omiya
厨房は写真の大宮さん、ホールは今村浩二さんが担当する。店名の52は将吾さんと浩二さんの名前から一文字ずつを取って、数字にかけている。

チャイニーズ バー 52
Chinese Bar Goni
東京都港区六本木4-6-4 第5一越ビル2F
03-3402-0052
● 18:30~翌4:00LO
● 日・祝日の月休www.facebook.com/52Goni


伊藤由佳子=取材、文 依田佳子=撮影

本記事は雑誌料理王国第246号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は第246号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。


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