編集長の美味日記 2022.4.10


赤坂四川飯店、陳建一シェフの麻婆豆腐がFOOVER料理動画で視聴できます!

facebookで去年7月からほぼ毎週お届けしてきた美味日記。ついにweb版の記事として、ほぼ毎週2回、発信させていただくことになりました。記念すべき第一回は、料理王国のYouTube料理動画、「料理王国FOOVERjapan」の取材のお話。本誌と連動した料理王国FOOVERの連載は、去年の6月号から始まりましたが、一流シェフが料理を動画で教えると言うコンセプトのこのチャンネルは料理業界では静かなブームでした。今まで、400を超える動画がアップされています。中でも日本料理の菊乃井主人の村田吉弘さんの料理動画は1月のアップ後、視聴回数が大きく上昇して今でも人気の番組となっています。

3月下旬に撮影した赤坂四川飯店の陳建一さんの究極の麻婆豆腐。あまりにも有名なアイアンシェフの麻婆豆腐を目の前で、30分ほどで仕上げていただきました。作り方も最前列で、カメラの邪魔にならないようにみることができました。動画は20分弱で編集してありますが、ほとんどリアルな画像(カットや、やり直しのない)なので臨場感がバッチリです。無料で視聴できますが、チャンネル登録やコメントをぜひお願いします。

撮影開始前のポートレート撮影

水溶き片栗粉を数回に分けて入れて、加熱すると、時間が経っても固まらないと言われた通り、試食用に食べた時もとても美味しかったです。実は、動画の最後の試食タイムに僕も登場しているのですが、この時に食べた麻婆豆腐は、別室で作られたものでした。これも美味しかったのですが、陳さんが「せっかくだから僕が作ったものも食べてよ」と言って出された撮影後の少し時間が経った麻婆豆腐は、冷めていましたが、豆腐はプルプルで、味わいに試食用とはまた違った一層の深みが感じられました。不思議なものですね。これだけ作る人によって味が違うのかとスタッフ一同感動しながら完食しました。

水溶き片栗粉は糸を引くように数回に分けて入れる。なるほど動画だとわかりやすい
完成した麻婆豆腐。甘味の次に辛味、その後に痺れがくる美味しさ
完成した麻婆豆腐。甘味の次に辛味、その後に痺れがくる美味しさ

5月6日発売の料理王国6月号に掲載されるので、本誌でもぜひお楽しみください。

text・photo:野々山豊純

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