スープは内容とボリューム次第で、食事のメインに、朝食に、小腹がすいたときのちょっとしたごはんにもなります。そう、スープさえあれば、パンやサラダ、ワインを添えるだけで充分!
人気カフェレストラン「ファクトリー」が、スープのある幸せな食卓を贈ります。
ブーランジュリーカフェ「ファクトリー」の朝ごはんから。シェフの橋本春奈さんがインドを旅した時によく食べたというスープをアレンジ。「これは、インドのダルタルカという名前の定番スープ。
どの家庭でも朝昼晩ともに出されるスープで、いわばインドの味噌汁。
食物繊維が多い緑豆とホウレン草に、消化を促進してくれるクミンを加えているのでダイエットにも効果的です」と橋本さん。とろとろになるまで煮た緑豆の食感とスパイスの香り高さで、体が目覚めていくのを感じるはず。
材料(4人分)
ムング豆(皮むき緑豆) 100g/トマト 1個/紫タマネギ(アーリーレッド) 20g/ホウレン草 60g /ニンニク1/2片/水 1ℓ/塩 小さじ1+適量/ピーナッツオイル 大さじ4/ターメリック 小さじ2/クミンシード 小さじ1/パプリカパウダー、フライドオニオン、ムングダル(緑豆を揚げたインドのスナック。市販品)、黒コショウ各適量
「なるべくフォンなどのだしをとらずに、食材そのものの味だけでスープを作っています。
これはベーコンをしっかり炒め、その脂を利用して野菜を炒めて豆乳と水を加えるだけ。
生クリームやバターの力を借りてコクをプラスします。すりおろして焼いたチーズや仕上げに挽いた黒コショウが味のアクセントになっています」。思いのほか白菜がたくさん食べられるヘルシーなチャウダー。
サラダやパンを添え、軽いワインとともに休日のブランチにいかが。
材料(4人分)
白菜 250g/タマネギ 150g/マッシュルーム 5個/自家製ベーコン 100g/豆乳 360㎖/水 100㎖/生クリーム 200㎖/無塩バター 25g/薄力粉 15g/ローリエ 1枚/塩 小さじ1/黒コショウ 適量/ミモレット 適量/フランスパン、イタリアンパセリ 各適量
北村美香=文・構成/三好彩子=文/上原ゆふ子、太田恭史=写真
本記事は雑誌料理王国2010年12月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2010年12月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。