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六本木ヒルズ屋上庭園で「稲刈り」イベント


2021年10月9日(土)、六本木ヒルズで「稲刈り」イベントが実施されました。今年度の地方コラボレーションをしている鳥取県の「星空舞(ほしぞらまい)」と鳥取和牛の試食も行われました。

六本木ヒルズから発信する日本の食文化。今年度は鳥取県とコラボレーション!

「六本木ヒルズで稲刈り!?」と思った方のために、まずはご説明すると、六本木ヒルズの複合施設の一つである「けやき坂コンプレックス」には、通常非公開の屋上庭園があります。

知る人ぞ知る、むしろ、知っている人しか知らないこの庭園の目的の一つが「稲作文化の継承」。これまで、六本木ヒルズ近隣に住む人や働く人たちを対象に、コミュニティ活動の一環として田植え、稲刈り、もちつきなど、日本の稲文化を体験できるイベントが実施されてきました。

10月9日、関係者による稲刈りが実施される運びとなり、植えられている鳥取県のオリジナル米「星空舞(ほしぞらまい)」の収穫イベントが、報道機関者を集めて実施されました。

けやき坂コンプレックスは「TOHOシネマコンプレックス」の入っている建物と言えば、ピンとくる人も多いのではないでしょうか。地上6階地下1階の商業施設で、六本木ヒルズの中では比較的低い建物です。

屋上までは直通エレベーターがあり、そこからさらに階段を上ると到着します。

田んぼの他に、池やちょっとした芝生もあり、「こんなところに、こんな庭園があったんだ!」と驚きます。池にはメダカやカエルも生息しているのだとか。姿は見えませんでしたが、確かにカエルの鳴き声が聞こえました。

庭園の面積は約1300m²。地上約45mからの眺めはまさに空中庭園。あいにくの曇り空ではあったものの、田んぼの向こうには東京タワーもはっきり確認できた
水辺に立つと、時々カエルの鳴き声が。多様な生き物の生息環境(ビオトープ)としての役割も果たしている

鳥取生まれのオリジナル米「星空舞」

この日のイベントは2部構成となっており、1部では稲刈りにはじまり、収穫した稲穂を束ねる「稲束作り」、干して乾燥させる「はざ掛け」といった、日本の秋の風物詩を実演。

収穫した稲穂を束ねる「稲束作り」
束ねた稲穂を稲架に掛けて乾燥させる「はざ掛け」

続く2部では鳥取県による「星空舞(ほしぞらまい)」の紹介として、炊きたての新米と肉質日本一に輝いた「鳥取和牛」を合わせた試食も実施。

この屋上庭園での稲刈りイベントは、2003年の六本木ヒルズ開業以来続いており、今年で19回目。さらに2006年からスタートした地方コラボレーションは、今年で16回目となっています。

今年度コラボレーションしている鳥取県は、自ら「星取県(ほしとりけん)」と名乗っているほど、県内全ての市町村で天の川が見られるという星空が自慢。

そんな鳥取県で生まれたオリジナル米だからこそ、「星空舞(ほしぞらまい)」と名付けられたのですね。なんでも、星空舞の開発には約30年もの歳月が費やされているのだとか。

【星空舞(ほしぞらまい)について】

夏の猛暑にも負けない品種を目指して、鳥取県農業試験場が開発。コシヒカリの子孫である「ゆめそらら」の交配を繰り返し、コシヒカリの美味しさはそのままに、倒れにくく高温に強いお米として30年の開発期間を経て2018年にデビュー。

・白米が綺麗で透き通っている
・炊いたお米の優れたツヤ
・美味しさの指標とされる「味度値」が高い
・適度な粘りと、弾むようなしっかりとした「粒感」
・水を抱き込む量が高く、冷めても食感が変わりにくい

この日は鳥取和牛の焼肉を白米に合わせる「焼肉オンザライス」の試食も提供。鳥取和牛は5年に1度開催される全国和牛能力共進会(2017年)にて「肉質日本一」に輝いた実績をもつ。

今年度は初の試みとして「田んぼアート」にも挑戦。星空が自慢の鳥取県にちなみ「流れ星」がデザインされている(2021年9月22日撮影)

【星空舞が食べられるお店SNS応援キャンペーン】

抽選で20名に「星空舞てんこ盛りセット」が当たるキャンペーンを10月31日(日)まで実施中。

キャンペーン詳細:https://www.pref.tottori.lg.jp/298240.htm


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