驚きに満ちた食体験を提示する、味覚と文化の交差点「南三」(前編)


雲南省、湖南省、そして台湾の台南地方。「南方中華料理 南三」はそれらの地域に根づく少数民族の食文化を紐解き、私たちの味覚が追いつかないまったく新しい味覚体験を繰り出す。中国の食文化の中で、食材・調味料・調理法などを縦横無尽に組み替え、独自の「交差点」を作るかのように料理を組み立てる水岡孝和シェフ。まさに「料理の編集ワーク」とも呼べるその手法のカギは、複数の”引き出し”を用意し、上質なインプットと華麗なアウトプットだ。

脳内に”し”を! 

美味しいだけでもない。愉しいだけでもない。驚きに満ちた「未知の味」はどう作られるのか。3つの料理から、シェフのロジックを解き明かす。熱狂を生む、辺境中華テクニシャンの脳内とは?前編。


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