食の未来が見えるウェブマガジン

新型コロナウイルスによって変わる外食 〜日本の外食産業の構造と脆弱性〜

はじめまして。飲食店の経営やプロデュースを中心に活動している、周栄 行(シュウエイ アキラ)と申します。この度、こちらの料理王国Web版にてアフターコロナの外食産業の未来について考える連載を持たせていただくことになりました。

新型コロナウイルスによって社会構造が変化していく今、
特にそのインパクトが大きいのが外食産業です。ここ数ヶ月外出自粛が続いただけで、信じられないほど多くの飲食店が経営存続の危機に陥っていることは、様々な報道を通して皆様も耳にしているところでしょう。通常の営業ができない中で、デリバリーやテイクアウトにシフトして生き残りを図る、というお店もよく目にされていることと思います。

そもそも、なぜここまで外食業界全体が苦しくなってしまうのでしょうか。たかだか1〜2ヶ月売上が落ちたりなくなったりするだけで潰れそうになってしまうのでしょうか。数十年続いた洋食店や老舗の弁当屋の閉店などが連日ワイドショー等で報道されています。その程度で危機に陥るようでは経営がなっていないのではないか、という声も聞こえてきます。しかしながら、ここには日本の外食産業が抱える根本的な、そして構造的な問題があります。

この連載では、まず外食産業においてコロナウイルスの影響がなぜここまで大きいのか、業界全体の構造や状況について解説をして行きたいと思います。業界についての解像度を高めた上で、今何が起きているのか、そしてこれから外食産業がどうなっていくのか、どう変化していくべきなのかについて、数回に渡って考えて
行きたいと思います。

第一回となる今回は、まず基本的な飲食店の収益構造について説明します。

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