BOCUSE D’OR(ボキューズ・ドール) 〝フランス料理の最高峰〟への挑戦


2年に1度、フランス・リヨンで開催される「ボキューズ・ドール」。
国内予選とそれに続く大陸予選を勝ち抜いた24カ国の代表シェフが出場し、世界一の座をかけてその技を競う料理界屈指の世界大会である。
2023年1月22・23日には第19回大会が開催された。その概要と詳報をご紹介する。

ボキューズ・ドールとは?
故ポール・ボキューズ氏が若手の育成とフランス料理の発展を願い、1987年に創設した料理コンクール。採点基準は7項目。味わいに関する評価3項目(味40点、プレゼンテーション20点、地理的な特異性と独創性20点)と、キッチンの評価4項目(非廃棄物5点、衛生/清潔5点、チームワーク/方法論5点、魚のレシピ5点)の合計100点で、24人の審査員が採点する。日本では2016年にその認知向上や料理人の技術・技能向上を図り、一般社団法人ボキューズ・ドールJAPANか設立された。

代表とアシスタントシェフ、二人一組で5時間半の調理時間を戦う


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text: Izumi Shibata support by:Bocuse d’Or Team JAPAN photo: ⒸWhite Mirror/Julien Bouvier studio/Christophe Pouget/Bocuse d ‘Or/GL events

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