2021年10月7日
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飲食店を営む目的が、この数年でシフトしている。
「(食文化や食材の魅力を)伝えること」「(社会課題・待遇・食を取り巻くサスティナビリティの課題を)変えること」「自分らしく(自由に)生きること」。自ら掲げたそれらのミッションを達成することを目的として営まれる飲食店が増えている。
いわば mission-driven restaurant(ミッション・ドリブンな店)とでも呼びたくなるようなそれらの店の中には、「社会とのつながり」を重要課題として掲げて事業を起す料理人や、食を通して繋がりを生み出す料理人がキーパーソンとして活躍したり、「クラウドキッチン」に代表されるような、WEB を軸にしたテクノロジーを駆使した客席を持たない店が増えている。顧客や社会とのつながりを担保できるなら、開業の地は都市部でなくても問題ない。そんな結論に至った人々も少なくない。このページでは「ミッション・ドリブンな店」や「コネクテッドシェフ」の事例を紹介し、これからの食の未来を眺めてみたい。
本記事は雑誌料理王国2020年4月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2020年4月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。