食の未来が見えるウェブマガジン

これからの食の未来#1「クラウドキッチン」


機能満載の厨房を複数の飲食事業者に月極で賃貸する。
そんな意味では「飲食版WeWork」とも表現できるか!?

[ Cloud Kitchens ]

もはや、飲食店版「WeWork」

入居者はすでに整備されたキッチンを使えるので、わずか数週間でサービスをローンチすることが可能だとHPではうたっている。

 Uber Eats、DOORDASHなどのオンラインの料理宅配プラットフォーム経由の注文を受けて調理する事業者向けに、フル装備のキッチンとスペースを賃貸する不動産のスタートアップ。格安に素早く自らのアイデアを施行し、ブランドをインキュベートしたい飲食分野の起業家にとっては、いわば「We Work」のようにも使える。Uberの元CEOトラビス・カラニック氏が、自己資金3億ドルを投じて2019年にローンチ、自社でもデリバリー限定のレストランを運営している。サウジアラビア政府系ファンドから4億ドルを調達し、投資家から50億ドルの評価を得たとも報じらた「Cloud Kitchens」の市場性やいかに?

日本でもおなじみの「Uber Eats(ウーバーイーツ)」のほか、都市部の高級レストランに力を入れている「DOORDASH(ド ア ダッシュ)」、2014年には早くも ニューヨーク証券取引所に上 場し た 「Grubhub(グラブハブ)」などのプラットフォームが拮抗している。

[ Cloud Kitchens ]
https://www.cloudkitchens.com/

[ Kitchen BASE ]

キッチンもシェアすればコミュニティに?

一人のシェフがひとつのキッチンで複数の「のれん」をもつことができるため、メインで提供するブランド(料理)以外にも他の可能性を試すことができる

複数のゴーストレストランがキッチンを共有する点に特徴があり、同キッチンを運営する株式会社SENTOENの代表取締役・山口大介さんは「単なるユーザーではなくビジネスを志すプロが交わるコミュニティ事業をつくりたかった」と話す。

 実店舗の運営にはマルチな能力が必要となる。 Kitchen BASEでは厨房設備、販売促進サポートなどを月額制で提供することで、開業初期費用を抑えながら、シェフが純粋にメニューの考案と料理提供に集中できる環境を実現する。今後は他エリアへの出店、国外サービスとの提携を視野に拡大予定だ。

究極のガパオ 中目黒
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シーウィードヌードル
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中目黒 ソナム
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Uber Eats(P39)、出前館、楽天デリバリー、Fine Dineを活用するほか、テイクアウト対応で10店舗が営業中

[ Kitchen BASE ]
https://kitchenbase.jp
@base_kitchen


本記事は雑誌料理王国2020年4月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2020年4月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。


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