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【永久保存版】平成食の記憶VOL6〜平成20年 iphone 3Gが日本でリリース


平成20年(2008)
iPhone3Gが日本でリリース

iPhone
平成20年7月11日、アップル製のスマートフォン「iPhone 3G」が、日本で発売された。本国アメリカでは前年からすでに「初代iPhone」が発売されていたが、その後継機であるiPhone 3Gが、日本では待望のiPhoneとの出会いとなったのだ。発売当日は店頭に長蛇の列ができ、ニュース番組でも取り上げられた。

平成時代のIT(情報技術)の進歩は、すさまじいものがあった。携帯電話でインターネットに接続できるドコモの「iモード」や高速回線の普及(アナログからデジタルへ)などさまざまな画期があった。なかでも、平成20(2008)年の「iPhoneアイフォーン」発売に代表されるスマートフォンの登場は、現代人の生活スタイルを激変させた。そのインパクトは、料理界にもおよんだ。SNSや動画サイトの普及によって、国内外の料理の動向がほぼリアルタイムで知れるようになった。料理人同士の横の繋がりが盛んになり、ジャンルを超えた交流が生まれた。既存の枠に収まらない、新しい料理を生むひとつの要因になったのだ。スマートフォンは、ゲストと店の関係も変えた。口コミサイトやSNSで情報が発信される〝本音〞は、店の評価を公平にさせたといえるが、その反面、一方的に店を誹謗中傷するような問題も起きるなど、たびたび社会的なニュースにもなった。レストランの予約サイトも普及した。いつでもだれでも予約が取れるのはお客側にはメリットだが、同時に「No Show(無断キャンセル)」問題も深刻化。平成30(2018)年11月には、国が対策レポートを発表するほど、問題にもなっている。平成の食はITによって便利になった一方、課題も多く残された。

Archive/平成の食とIT年表
平成7年(1995)阪神・淡路大震災でインターネットの威力が広く認められ、利用者が急伸。「インターネット元年」
平成8年(1996)「Yahoo! JAPAN」、飲食店検索サイト「ぐるなび」スタート
平成11年(1999)「iモード」誕生
平成13年(2001)光ファイバー、ADSLなどの高速回線の普及が加速。ブロードバンド元年
平成17年(2005)レストランクチコミサイト「食べログ」スタート
平成18年(2006)アメリカのレストラン予約サイト「OpenTable」の日本語サイトスタート
平成20年(2008)「Twitter」(4月)、「Facebook」(5月)の日本語版スタート、7月11日「iPhone 3G」日本発売
平成24年(2012)4G(第4世代移動通信システム)サービスがスタート
平成25年(2013)「トレタ」「ポケットコンシェルジュ」「TableCheck」が
レストランのオンライン予約サービスを開始
平成26年2014「Instagram」日本語版スタート

本記事は雑誌料理王国2019年3月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は 2019年3月号 発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。


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