亭主の“包丁”となり、その心を現すもてなしの心を尽くす茶事の料理【茶懐石】懐石 小室 23年10月号


茶事の料理は、旬の新鮮な材料を、亭主自らの采配によって、小細工せず、調味によって素材の味をそこなわないようにしてお客様に提供することが重要だと教わってきたという小室光博さん。茶事の調理人は、亭主に成り代わり、料理でお客様をもてなすことが本分と心得る。


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小室光博

1966年、東京都生まれ。1985年に二葉栄養専門学校を卒業し、東京九段の懐石料理店「和幸」に入店。7年間修行したのち、1993年頃から出張料理人として活動。2000年に東京神楽坂に「懐石 小室」を開く。茶道の流派である遠州流の家元付き料理人としての顔も持ち、通年で家元主催の茶事に随行するなど、多忙な日々を送る。店は、2018年2月に現在の場所に移転した。

懐石 小室

東京都新宿区若宮町35-4
TEL 03-3235-3332
12:00~13:00(L.O.)
17:00~20:00(L.O.)
日祝休

text: Shoko Yamauchi photo: Hiroyuki Takeda

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