2024年10月31日
2050年、世界人口が100億人に達すると、世界の食糧需要量は2010年より1.7倍の58億tになると予測されている。中でも畜産物は1.8倍、穀物は1.7倍と増加率が大きい(穀物の需要増加の要因には畜産の飼料増加が含まれる)。世界の人口増加、畜産業によるさまざまな環境問題、動物福祉などの理由から、先進国における食肉の消費を減らすことが求められており、不足するタンパク質源を補うための代替タンパク質食品の研究開発が各国で行われている。
続きをご覧になるには、有料会員登録が必要です。
会員登録がお済みの方は、こちらよりログインしてください。
text: Yumiko Watanabe photo: Gaku Yamaya