代替肉は第2のフェーズへ!“美味しいから選ばれる”を目指す 代替肉のいま


競争激化の米国市場、需要拡大する欧州

2050年、世界人口が100億人に達すると、世界の食糧需要量は2010年より1.7倍の58億tになると予測されている。中でも畜産物は1.8倍、穀物は1.7倍と増加率が大きい(穀物の需要増加の要因には畜産の飼料増加が含まれる)。世界の人口増加、畜産業によるさまざまな環境問題、動物福祉などの理由から、先進国における食肉の消費を減らすことが求められており、不足するタンパク質源を補うための代替タンパク質食品の研究開発が各国で行われている。


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text: Yumiko Watanabe photo: Gaku Yamaya

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