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9月7日(火)18時~ 料理レシピ本大賞のオンライン発表会開催。今年のトレンドテーマは?


2021年の料理レシピ本大賞の発表会がオンラインで開催されます。今年も140点の本がエントリーされ、一次選考を通過した本の中から、大賞、入賞が選考されます。アンバサダーは例年通りキャイ~ンの天野ひろゆきさんなので、楽しい発表会になること間違いありません。

今年の一次選考を通過したのは、料理部門36点、お菓子部門5点、こどもの本部門7点、エッセイ部門7点、コミック部門4点の全部で54点の本です。最終選考結果が発表される前に、今年の傾向についてご紹介したいと思います。

今年は「スープ」がトレンド

近年の料理レシピ本大賞の傾向としては、「手抜き」「作り置き」といったキーワードの本が大賞を取ることが多かったですが、今年エントリーされた本はスープをテーマにした本が多かったです。去年大賞を獲得したライツ社さんからは、有賀薫著「なんにも考えたくない日はスープかけごはんで、いいんじゃない?」が一次選考を通過しましたが、他にもmacaroni著「365日のスープ」、齋藤 菜々子著「基本調味料で作る体にいいスープ」、など、タイトルにスープが出てくる本が5点、一次選考を通過しています。

新型コロナウイルスの影響で外食がしにくくなり、これまで料理をしていない人も料理をし始めた傾向があると思いますが、そういう方にも比較的作りやすい調理法がスープだったのかも知れません。これまで「時短」「簡単」とうたったレシピが多かったですが、少し時間をかけても、おいしくて体によいものを食べたいという傾向が強まったように思います。

他の特徴としては、「りなてぃの一週間3500円献立」「志麻さんのベストおかず プレミアムな100円おかず編」など、人気のある料理家さんが決められた予算で作るレシピが支持されています。限られた予算の中でおいしい食事を作りたいという気持ちの表れだと思います。

各ジャンルを見ると、特にこどもの本部門が注目です。人気雑誌のこども版、「こどもオレンジページ」や、シェフがこどもに料理を教える「料理はすごい!」など、子供向けながらに本格的に料理を作る本が一次選考を通過しています。家族で過ごす時間が増えて、親子で一緒に料理を作る機会ができたのなら喜ばしいことです。

オンライン発表会の様子は2021年 9月 7日(火)18:00~20:00(予定)、Youtubeライブ URL https://youtu.be/P5-W1THxv18からご覧になれますので、ぜひご視聴ください。

一般社団法人 料理レシピ本大賞実行委員会 
委員長 加藤 勤
書店のブックスタマなど複数の会社を経営。レシピ本の賞の中で最も権威があり全国の書店で展開されている、料理レシピ本大賞の実行委員長を務める。昨年料理部門の大賞を取った「リュウジ式 悪魔のレシピ」は20万部のベストセラーとなる。


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