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泉州美食EXPO 1周年記念イベントが開催!

泉州美食EXPO 1周年記念イベントが開催!

調理師、製菓衛生師を育成する大阪・泉州の『大阪調理製菓専門学校』。運営する学校法人村川学園が、去る4月29日に「創立40周年 スタジアム完成記念式典〜泉州美食EXP 1st anniversaryイベント〜」を開催し、多くの人で賑わった。

大阪府の南西部に位置し、9市4町からなる「泉州」エリアは、山海の資源豊かな土地として知られる関西の台所。そんな泉州エリアを2025年の大阪万博に向け、美食の街としてPRして観光客を誘致し、さらに未来の食の担い手を育成して地域活性を図ろうと、地元の産・官・学が手を組んだプロジェクトが「泉州美食EXPO」だ。学校法人村川学園が指揮を執り、昨年春に始動した。

美食を通じ、泉州エリアの魅力発信に向け取り組む関係者が一堂に会した

2022年4月29日に行われた1周年記念イベントでは、同学園関係者、9市4町の市長・町長、学校関係者が集まり、改めて未来の食の担い手を輩出するための取り組みを記した共同宣言に調印。また昨年春のキックオフイベントで来阪した「日本料理 中村孝明」の中村孝明氏、「広東明菜 赤坂離宮」の譚彦彬氏、「メゾン・タテル・ヨシノ」の吉野建氏、「カルミネ」のカルミネ・コッツォリーノ氏らトップシェフ監修による和洋折衷弁当が披露され、好評を博した。

この一年間、大阪調理製菓専門学校では「100のおもろいこと」をテーマに、SDGsを意識したおせち作りや地元食材を使ったチョコレート作り、企業とコラボレーションしたレシピ開発など、様々な取り組みを行い、地元素材の魅力を掘り下げて発信。「料理王国」本誌でも度々紹介してきた。

1周年記念冒頭挨拶において、村川学園学校長の村川秀夫氏は「この1年で100のおもろいことに取り組み、美食の街へとリブランドしている手応えを感じました。泉州の魅力的な素材を本校が料理、菓子へと昇華させ、今後も持続的に美食の街として盛り上げたい」と挨拶。またスペシャルアンバサダーである岸和田市長の永野耕平氏は「泉州が世界の人々を楽しませる街にしましょう」と呼びかけた。

会場では書道家の永山玳潤氏と現代アーティスト鈴木ともこ氏のコラボレーションによる書道パフォーマンスや重厚なリズムを刻む和泉太鼓の演奏、ダンスコンテストにおいて強豪校で知られる大阪府立久米田高等学校ダンス部のダンスが披露された。

なお、当日は残念ながら雨天だったため、これらのパフォーマンスは同校のイノベーションセンターにて行われたが、本来であれば同校から徒歩すぐの場所に新設された「村川学園スタジアム」で披露され、完成記念式典も予定されていた。同スタジアムは100名収容できる規模を誇り、今後同校のイベントや地域住民が楽しめるイベントを行う予定だという。

その他、コロナ禍におけるモビリティ性を活かした注目の業態として同校が授業に取り入れてきたキッチンカーでの料理、菓子の販売も実施。地元素材を使った「大鶏排」や「泉州タマネギのあんかけ」などを販売し、地元住民やオープンスクールで訪れた未来の調理師の卵たちで賑わった。

今後も美食の街へと進化する泉州の勢いに注目したい。

text・photo:佐藤 良子

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