「華やかでインパクトがあり、食べ応えのある料理にしたいと思い、アカムツを丸ごと一尾使用しました。香ばしく焼いたおこげに海鮮餡をかける中華をヒントに発想。サフラン風味のカニのドリアに、いろいろな魚介のブイヤベースを重ねた満足感のある料理です」と竹内啓二シェフ。テレビ番組で調理を披露したり、コメンテーターとしても活躍したり、数々のメディアでイタリア料理の魅力を拡散。4店舗展開する店の中でも本店「イル・ルォーゴ・ディ・タケウチ」では得意の〝焼く〞技術で魅せる。
今回、披露してくれた料理もコツはブイヤベースの主役のアカムツを、煮込む前に香ばしく焼く工程。「表面を焼き固め、水分を閉じ込めてふっくら仕上げると共に、ソースにも焼いた香ばしさが移るので美味しくなります」。カニとホタテが入るリゾピラフにはサフランとレモンの皮を加えて色も香りも華やかに。そこにベシ ャメルソースを流してオーブンで焼き、贅沢に魚介を使ったブイヤベース を重ねて完成。
まずは海鮮をいただけば、ワインが進む前菜感覚。さらにドリアだけ食べたり、ドリアとブイヤベースを混ぜたりするなど、楽しみ方もいろいろ。動画ではコツに加え、調理工程が多いと感じる人向けに簡略化可能なポイントも解説してくれる。
RESTAURANT DATA
イル・ルォーゴ・ディ・タケウチ
大阪府大阪市福島区福島5-1-26
MF西梅田ビル1F
TEL 06-6451-0151
ランチ 11:30~14:00,LO
ディナー 18:00~22:00,LO
日休 その他、不定休
https://www.takeuchi-italia.jp
本記事は雑誌料理王国319号(2021年12月号)の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は319号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは、現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。