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【2分で読める繁盛店経営ノウハウ④】今話題のGoogleマイビジネス活用術~店舗情報設定の最適化編~


皆さんこんにちは、飲食店コンサルタントの三ツ井創太郎です。

前回に引き続き「2分で読める繁盛店経営ノウハウ」というシリーズでコラムを執筆させて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。今回はシリーズ第四回となります。

前回のコラムはこちらから「Instagramにおけるコンテンツとデバイスの不一致とは

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の延長など、日本全国の飲食店様はまだまだ大変な状況かと思います。今回はコロナ禍でますますその重要性が増しているGoogleマイビジネスの活用法についてお伝えさせて頂きます。第四回のテーマは飲食店のGoogleマイビジネスの第一弾として「Googleマイビジネスの店舗情報設定の最適化」についてお話をさせて頂きます。

飲食店がGoogleマイビジネスを活用するメリット

①Googleの自社サービスの為、Google検索等で最上位に表示される
②全ての機能が無料で利用ができる
③長引くコロナ禍でGoogleマイビジネス経由で飲食店を探す人が増えている

Googleマイビジネスとはどんなツール?

Googleマイビジネスは2014年6月に公開され、店舗型の商売をされている方がGoogle検索やGoogleマップへ自店舗の情報を表示する事ができるGoogleが提供している無料サービスです。

お客様がパソコンやスマートフォンからGoogle経由でお店を検索した際に、Googleマイビジネス(MEO)は大手ポータルサイト(食べログ、ぐるなび、ホットペッパー等)よりも上位に店舗情報が表示される為、有効な集客方法の一つとして近年注目されています。

特にコロナ禍のような状況では、ユーザーは店舗の「今の情報=鮮度の高い情報」を求めている為、より一層その重要性が高まってきています。実際に当社のご支援先においても、コロナ禍になりポータルサイト経由よりもGoogleマイビジネス経由の予約が大きく伸びているお店も少なくはありません。

「Googleマイビジネスに取り組みたいけど、具体的なやり方が分からない」という事で、業者さん等に高額で代行をお願いするような飲食店もおられるようですが、本来Googleマイビジネスは無料ですし、やり方さえ覚えてしまえば難しい事はありません。

自店舗でもGoogleマイビジネスに取り組んでいきたいと思われている方は、まず初めに「店舗情報」をGoogleマイビジネスに登録する事から始めていきましょう。

Googleマイビジネスの店舗情報設定の最適化な登録方法

①オーナー登録

自店舗のGoogleマイビジネスを管理する為にはオーナー登録が必要となります。まずはGoogle検索で自店舗の店名を検索してみて下さい。おそらく自店舗のGoogleマイビジネス情報が表示されるはずです。そこに表示される「このビジネスのオーナーですか?」をタップし、オーナー登録を行います。オーナー登録をする際には確認コード(6桁の数字)の取得が必要となります。取得方法は電話と郵送がありますので今回はそれぞれの方法をご説明させて頂きます。

(1)電話で確認コードを取得する場合

「この電話番号への自動通話で今すぐコードを取得」と表示され、自動登録されている自店舗の電話番号にGoogleから自動音声で電話がかかってきます。

(2)郵送で確認コードを取得する場合

「以下の住所に、コードが記載されたハガキを郵送します」と表示され、名前と郵送先住所を入力致します。郵送で確認コードを取得する場合、最大19日間かかるため可能な限り電話で確認コードを取得する事をおすすめしております。

②店名・屋号の登録

オーナー登録が完了したらGoogleマイビジネスの管理画面にある「情報」より店名や営業時間を始めとした基本情報を設定しましょう。

店名の設定の際、他の媒体(ポータルサイト、SNSアカウント、公式HP)と同様の店名を登録するようにしてください。こうする事でGoogleマイビジネスが他の媒体からも店舗情報を自動収集してくれます。

稀に『●●店|居酒屋|個室|宴会』など店名に検索キーワードを盛り込むお店を見かけますが、これはGoogleマイビジネス規約に抵触する可能性があり、結果としてGoogleからの評価が低下してしまう可能性がありますので注意が必要です。

③ジャンル登録

次はジャンル設定についてお伝えします。飲食店のGoogleマイビジネスにおいては、複数カテゴリーの登録が可能です。仮に海鮮バル業態の店舗の場合、検索ボリュームの大きい「居酒屋」に追加して「シーフード・海鮮料理店」「イタリア料理店」「洋食レストラン」「ワイン バー」等の複数カテゴリーを設定する事で、より幅広い検索キーワード=来店ニーズに対して自店舗を表示させる事が可能になります。

④ウェブサイト、メニュー、事前注文、予約リンクの登録

ウェブサイト、メニュー、事前注文、予約リンク等の項目についても、一つずつURLを登録しましょう。ここには各種グルメサイトの自店舗URLや自社ホームページのURLなどを登録してください。

当社のご支援先では自社ホームページのURLを登録し、自社サイトへの流入数を増やす取り組みを積極的に行っています。自社サイトであれば、Googleマイビジネスからの流入数をGoogleアナリティクス等で分析できるため、それらデータを活用する事でGoogleマイビジネスをより効果的に運用することも可能になります。

⑤ビジネス情報の登録

お店の特徴や強みなどを『ビジネス情報』の登録を行いましょう。ビジネス情報は最大750文字入力する事が可能であり、文章量を多くする事はGoogleに対してコンテンツの充実性を訴求する一つの要素となる為、最大750文字を目指してビジネス情報を登録しましょう。

また、ビジネス情報の文言はユーザーの検索キーワードにも反応するため、自店舗の業態や特徴、外部環境などをキーワードとして盛り込むことでアクセス数を増加させる事も大切です。

ぜひ皆様のお店でも参考にしてみて下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

本記事が少しでも皆様の飲食店経営においてお役に立てれば嬉しく思います。


三ツ井創太郎
株式会社スリーウェルマネジメント代表。数多くのテレビでのコメンテーターや新聞、雑誌等への執筆も手掛ける飲食店専門のコンサルタント。大学卒業と同時に東京の飲食企業にて料理長や店長などを歴任後、業態開発、FC本部構築などを10年以上経験。その後、東証一部上場のコンサルティング会社である株式会社船井総研に入社。飲食部門のチームリーダーとして中小企業から大手上場外食チェーンまで幅広いクライアントに対して経営支援を行う。2016年に飲食店に特化したコンサルティング会社である株式会社スリーウェルマネジメント設立。代表コンサルタントとして日本全国の飲食企業に経営支援を行う。最近では東京都の中小企業支援事業の選任コンサルタントや青森県の業務委託コンサルタントに任命される等、行政と一体となった飲食店支援も積極的に行っている。著書の「飲食店経営“人の問題”を解決する33の法則(DOBOOK)」はアマゾン外食本ランキングの1位を獲得。
株式会社スリーウェルマネジメント:https://www.threewell.co/


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