「エビアンスパークリング」ローンチ記念 エクスクルーシブ・ランチで披露された新たなスパークリングウォーターの魅力【前編】東京会場・ガストロノミー“ジョエル・ロブション”


2023年5月から業務向けに販売がスタートする「エビアンスパークリング」。これに先立ち、4月11日(火)に東京・恵比寿の「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」で、その日本発売を記念した「エクスクルーシブ・ランチ」が開催された。招待客は、日本を代表するホテルやレストランのシェフやソムリエ35名。新たなスパークリングウォーターと料理を堪能したゲスト達に、その魅力を聞いた。

エビアンスパークリングのペアリングについて話す、エビアン・ジャパンプレジデントの南部ノルディン氏と関谷シェフ。

ナチュラルミネラルウォーターのブランドとして、フランスはもとより世界中で愛されている「エビアン」。母国では「カラダによい水」として古くから親しまれてきた。そんな「エビアン」にこの度、新商品「エビアンスパークリング」が加わった。その経緯を、エビアン・ジャパンのプレジデント、南部ノルディンさんはこう語る。

「皆様ご存知の通り、エビアンはフレンチアルプスから15年かけてレマン湖に注ぐ水。人の手を一切加えていない自然の水です。ただ、10年ほど前から全世界のシェフはもちろん、一般消費者の方々の間でも『エビアンにもスパークリングがあればいいのに』という声が増えてきました。その声に応えて、スパークリングを発売することにしたのです。とはいえそれは簡単なことではなく、結局、私達が納得できるスパークリングを完成させるまでに数年もの歳月がかかってしまいました。やっとエビアンらしいスパークリングが出来上がりましたので、晴れて発表させていただきます」

エビアンスパークリングを思わせるガラス皿で供された「ストゥーリアキャビア ロブションスタイル」。
エビアンスパークリングは、どこまでも繊細な泡立ちが特徴。

この日、「エビアンスパークリング」とともにゲストに提供されたのは、「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」のエグゼクティブシェフ・関谷健一朗さんが考案した「エビアンスパークリング」に合う料理。具体的には、「香ばしいラングスティーヌのゴーフレット」「ストゥーリアキャビア ロブションスタイル」「スモークサーモンのフリヴォリテ 爽やかなワサビのクレームで」「スペルト小麦のリゾット モリーユ茸とアスパラガスのハーモニー」「香ばしく鱗を焼きあげた甘鯛 ルッコラと蛤のマリニエールと共に」「フランス産ほろほろ鳥胸肉と股肉シューファルシ シャトーシャロン風味」「チーズケーキ 爽やかな柑橘フルーツのデクリネゾン」「カフェとミニャルディーズ」の8皿。

「今日は料理ではなくスパークリングが主役なので、その魅力が伝わるように、あえて油脂分の多い料理を作らせていただきました。油脂分をエビアンスパークリングがさっぱりと洗い流してくれると思ったからです」と、関谷シェフ。

前列左から「日本料理 かんだ」の神田裕行さん、「モナリザ」の河野透さん、「レストラン リューズ」の飯塚隆太さん。後列左から「レストラン ナベノイズム」の渡辺雄一郎さん、「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」の関谷健一郎さん、エビアン・ジャパンの南部ノルディンさん、「ピエール・ガニェール」の赤坂洋介さん。
「茶禅華」の川田智也さん。
「虎白」の小泉瑚祐慈さん。

料理と共に「エビアンスパークリング」を味わったシェフ達も、その出来には好評価だ。

「食事中に飲んでいて思ったのは、料理の味をきれいに切りながら次に繋げてくれる、という感じです。食事中に飲むものとしてはとてもいい感じに仕上がっていると思いました。中国料理との相性もすごくいいんじゃないかと思いました」(「茶禅華」川田智也氏)

「理屈抜きに、普通に美味しく飲めるスパークリングだと思いました。泡の感じもいいですよね」(「モナリザ 丸の内店」河野透氏)

「エビアンがスパークリングになったらどうなるんだろうと思っていたのですが、開けたては泡が結構強いのですが、次第に泡が落ち着いてきて食事にも合わせやすいと感じました。関谷シェフも言っていたように、油脂やクリームが強い料理でも、それらを洗い流してくれる感じがしました。ブランド力もあるし、レストランの需要は高いと思います」(「レストラン リューズ」飯塚隆太氏)

「待ちに待ったエビアンのスパークリング。泡が強くなくて口当たりも良く、非常に飲みやすいと感じました。泡が強すぎると、料理より水が勝ってしまう。水はレストランの食事の手助けであってほしいと思っているので、その意味でもこのスパークリングはレストランにピッタリの水だと思いました。バランスもすごくいいし、柑橘系の食材には絶対に合うと思います」(「ピエール・ガニェール」赤坂洋介氏)

「繊細さを感じるスパークリングですね。僕、エビアンにはすごく縁があって。辻調グループフランス校の生徒だった時、ジュネーブに行こうと思って電車に乗ったら途中で車両が切り離されてしまい、迷って辿り着いたのがエビアン・レ・バンの街で。『せっかくだから水を飲んでいこう』なんて思って源泉から水を飲んだ経験があって、とても思い出深い水なんです。そんなエビアンのスパークリングには、チャレンジ精神をすごく感じますね。山菜などとは相性が良さそうに思います。明日からでも使いたいですね」(「レストラン ナベノイズム」渡辺雄一郎氏)

「硬すぎず、炭酸も穏やかなので、どんな料理にも合うと思いました。炭酸がそれほど得意でない人でも、美味しく飲めると思います。イタリアンやフレンチの軽いランチの時などで、今日はお酒はやめておこうかな、と思った時でもこれがあれば寂しくないし、楽しく食事ができると思いました」(「日本料理かんだ」神田裕行氏)

「シャンパンの代わりに飲めると思えるくらいキレイな味わいですし、バランスもすごく良いと思いました。泡もミネラル感も強くないので、食事中にずっと飲んでいることができますね。料理の邪魔をしないので、和食や中国料理とも相性は良いと思います」(「虎白」小泉瑚佑慈氏)

超一流のシェフやソムリエからは「料理と一緒に飲むドリンクとして最適」と高い評価を得た「エビアンスパークリング」。ご興味のある方は、レストランなどで、ぜひ、味わってみていただきたい。

text:山内章子 photo:竹田博之

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