食の未来が見えるウェブマガジン
無料会員登録 / ログイン

おうちで作ろう!アジアのスープ(タイ編)


暑い国ならではの素材と調味料の知恵

スープを語れば、アジアの食文化の一端が垣間見られると言っても過言ではない。文化の違いや共通点を舌で理解しながら、アジアンスープの世界を思いっきり堪能してはいかが?

「おうちで作ろう!アジアのスープ」シリーズ、第4回目はタイのスープを紹介します。

トムヤム プラークローブ(燻製魚のスープ)

燻製の魚に異なる味わいを組み合わせたローカルの味

日本のタイ料理店ではあまりお目にかかれないローカルスープ。見た目はシンプルながら、燻製にした魚がうま味と香りを芳醇に。加えてフレッシュハーブの香りと、砂糖を加えないキレのある酸味と辛さが特徴。

材料(2~3人分)

プラークローブ(油で揚げひと口大にちぎる)……1尾
鶏ガラスープ、豚骨スープ(1:1)……400ml

Aフクロタケ(1/2に切る)……2~3個
タカノツメ(素揚げする)……4~5本
ガランガル(スライス)……2~3切れ
レモングラス(斜めにスライス)……1~2本
コブミカンの葉(2~3等分に切る)……2~3枚
ナンプラー……大さじ1
レモン汁……大さじ1

香菜……適量

作り方

(1) 鍋にスープを入れて沸騰させる。
(2) プラークローブ、Aをすべて加え、沸騰したら好みでナンプラー、レモン汁(各分量外)を足して味をととのえ、器に盛る。香菜をのせる。

プラークローブ
オオナマズ科の淡水魚。今回は内臓をとり、燻製にしたものを使用。噛むごとにほどよい塩分と甘味が感じられる。

トムカーガイ(鶏肉のココナッツスープ)

上品でなめらかなスープは甘さ x 辛さ x 酸っぱさの三位一体

タイ料理らしい「甘辛酸っぱい」味わいにココナッツミルクの上品なまろやかさが加わった一品。濃厚になりがちなココナッツミルク入りのスープは牛乳を加えることで後味をすっきりとさせ、滑らかに。

材料(2~3人分)

鶏モモ肉(皮をとりひと口大に切る)……100g
フクロタケ(1/2に切る)……8個
ミニトマト(1/2に切る)……4個

Aタカノツメ(みじん切り)……1本
ガランガル(やわらかい部分をスライス)……30g
レモングラス(斜めスライス)……2本
コブミカンの葉……3~4枚

鶏ガラスープ、豚骨スープ(1:1)……400ml
ナンプラー……大さじ2
レモン汁……大さじ2
砂糖……大さじ1
ココナッツミルク……大さじ3
牛乳……大さじ3
タカノツメ(素揚げする)……3~4本
香菜……適量

作り方

(1) 鍋にスープを入れ、Aを入れて火にかける。
(2) 沸騰したら鶏肉を加え、火が通ったらフクロタケを入れる。ナンプラー、レモン汁、砂糖で味をととのえる。
(3)ココナッツミルク、牛乳を入れ、ミニトマト、素揚げしたタカノツメを加える。器に盛り、香菜をのせる。

ココナッツミルク
成熟したココヤシの種子の胚乳をすりおろし、水でもみ出したミルク状の液体。甘味が強くてコクもあり、その用途はカレーやデザートなど幅広い。

「おうちで作ろう!アジアのスープ」シリーズ
こちらの記事もどうぞ。


佐藤わか子 文、むかさゆうすけ 写真

本記事は雑誌料理王国第167号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は第167号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。


SNSでフォローする