北島流!「鴨胸肉ロースト」のつくりかた


愛情を注げば食材は何かを語りかけてくるそれをキャッチするところに料理人の成長がある

北島亭 北島素幸さん

苦労して輸入を始めたビュルゴー家の鴨には伝統の味わいと深い思い入れがある

フレンチのシェフを志し、料理の世界に飛び込んで40数年が過ぎようとしている。今や日本のフランス料理界の重鎮として尊敬を集める北島素幸さんは、輸入食材を仕入れるルートを業者とともに切り拓き、また、時には設立したての輸入会社を応援して、育ててきた人でもある。「今年からヨーロッパ産牛肉の輸入が解禁となりましたが、ここ10年くらいは入ってこなかったし、かと思えば、リードヴォーなどの内臓が芝浦の食肉市場にまとめて届いた時代もありました」と振り返る。


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