脂身の旨さがギュッと詰まったバラ肉と、揚げたサトイモに、酸味を効かせた3種類のビネガーのソースが絶妙にマッチするひと皿。
①炭火でじっくりと焼き上げる
梅山豚のバラ肉。その脂身の旨さを内側に封じ込めるために、まずは炭火で表面をじっくりと焼いていく。
②薄口しょう油を入れた出汁に焼いた肉を漬ける
カツオ節と昆布でひいた出汁に薄口しょう油を入れた漬け汁に、焼いたバラ肉を漬けて、ひと休みさせる。
③片栗粉と小麦粉を混ぜた衣をつける
片栗粉6、小麦粉4の割合で衣をつくっておく。ひと休みさせたバラ肉を小さく切り、衣をまぶす。
低温の油で焦がさないように揚げる
165℃くらいの低温の油で、バラ肉を揚げる。すでに火が通っているので、外側に味をつける程度でOK。
材料
梅山豚(バラブロック)…30g /里芋…1個/芽ネギ…10g /ショウガ、ワサビ…各適量
◦豚煮汁
水…2000g /薄口醤油…180g /みりん…45g /酒…45g /砂糖…500g /塩…少々/白ネギ頭…1 束/ショウガ…50g /ニンジン…40g /タマネギ…30g /セロリの葉…適量
◦里いも煮汁
だし…120g /薄口醤油…20g /みりん…20g /砂糖…15g /甘酢あん/千鳥酢…540g /シェーリーヴィネガー…45g /赤ワインヴィネガー…45g /白だし…180g /グラニュー糖…50g /ザラメ…50g /水溶き葛…15g
作り方
1.梅山豚を炭火で素焼きする。
取材・文=山内章子 写真=依田佳子
本記事は雑誌料理王国2013年6月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2013年1月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。