2024年2月29日
目の前は凪いだ海、背後にあるのは森を抱いた緑深い丘。はじめてこの場所に立ったとき、運命的なものを感じたという平田シェフ。能登に魅せられ移り住んで6年。その素晴らしさを、料理を通して伝えたいと考え抜いて行き着いたのが、オーベルジュという選択だった。
「うちは景色が売りなんです」。料理の取材だというのに、のっけからこう言い放った平田明珠シェフ。確かに、目の前には海藻がゆらめく静かで透明な海が広がり、天気が良ければ立山連峰も望める。
続きをご覧になるには、無料会員登録が必要です。
会員登録がお済みの方は、こちらよりログインしてください。
text: Takako Tsuguma photo: Naoki Mizuno