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穀物を食べて育つカナダビーフの魅力とは?

穀物を食べて育つカナダビーフの魅力とは?

3月8日から4日間、千葉・幕張メッセで開催されたアジア最大級の国際食品・飲料「FOODEX」。料理王国編集部が展示会を取材して見つけた注目商品をご紹介します。

国内外から多くの食品・飲料業者が参加した「FOODEX」。色とりどりの国旗が飾られた海外出展ゾーンでは多くの国と地域が自慢の商材を並べ、訪れる人々にその魅力を発信していました。そんななかで興味を引いたのが、カナダビーフのブースです。

主要な牛肉輸出国として一般消費者に身近なのはアメリカやオーストラリアですが、300年以上にわたる畜産の伝統を誇るカナダは近年、その肉質の良さで食のブロを中心に知名度を上げています。特徴はなんといっても、穀物飼料で育てられていること。飼料の違いは特に脂肪の色や品質に影響を与えますが、カナダビーフでは穀物肥育され締まりのある白色の脂肪ののった風味豊かな肉質が特徴です。

カナダは世界最大の穀物輸出国でもあり、東部ではトウモロコシ、西部では大麦や小麦の生産が盛ん。ゆえに畜産業でもこうした穀物を飼料とする伝統があり、前述したように脂肪が程よくのった柔らかな肉質の牛が育ちます。加えて、アンガス、シャロレー、ヘレフォードといった肉用牛肉の飼育に理想的な寒冷な気候と肥沃な放牧地、少ない肉牛を大切に肥育する小規模農場が多い、という環境もその背景に。さらにすべての肥育牛が個体識別システムで管理され、トレーサビリティーが確立されています。これは家畜疫病の封じ込めと根絶を目的としたシステムです。

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このようにして肥育された牛の約90%が生後24ヵ月以下でと畜される若齢牛。締まりの良い鮮紅色の肉になるのが特徴で、これをカナダ牛肉格付け協会(CBGA)が脂肪交雑や筋肉の発達具合、肉と脂肪の色やテクスチャーなどの指標で4等級(カナダプライム、AAA、AA、A)に格付け。カナダは現在、世界第7位の牛肉輸出国(2021年度)となっています。

しっかりとした肉質の赤身でいながら、柔らかい。日本人好みのカナダビーフは、シンプルなステーキやローストビーフはもちろん、和食にも取り入れやすい食材。塩麹でソテーしたり、すき焼きにしても。おすすめのレシピや取り扱い店舗は「カナダビーフ国際機構」のウェブサイト上で紹介されているので、こちらもチェックしてみてください。

■問い合わせ
カナダビーフ国際機構日本事務所
東京都中央区日本橋1-13-1 日鉄日本橋ビル3F
TEL 03-6665-6451
https://canadabeef.jp

text:奥 紀栄 (料理王国編集部)

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