新潟宝山酒造オンラインツアー第2弾～名物女将とめぐる新潟日本酒満喫たび～

2022年8月2日ニュース, 国内ニュース

「酒の国にいがた」と言われ、酒蔵数日本一を誇る新潟県の観光事業として2021年に始まった「ふらっとフライトぽんしゅ旅」。今回はANA トラベラーズによるオンラインツアー、「名物女将とめぐる新潟日本酒満喫たび」を紹介する。

「酒の国にいがた」と言われ、酒蔵数日本一を誇る新潟県の観光事業として2021年に始まった「ふらっとフライトぽんしゅ旅」。
新潟の酒蔵見学や飲み比べなどが楽しめるツアーのほか、新潟の酒蔵、お酒が楽しめる宿などを紹介しており、新潟空港を就航する航空会社と連携した企画も様々に行われている。
今回はANA トラベラーズによるオンラインツアー、「名物女将とめぐる新潟日本酒満喫たび」を紹介する。

日本有数の米どころである新潟県。酒蔵の数も県内に89蔵（2022年3月末現在）と、日本一を誇っている。新潟県酒造組合が50周年を記念して始めた「にいがた酒の陣」は、ドイツのビールの祭典「オクトーバーフェスト」をモデルにし、「その土地を大切にし、県外及び国外から来た人たちと共に、地元の食と地酒を楽しむこと」がコンセプトのイベントだ。2004年の第1回から毎年来場者は増え続け、2019年には2日間で14万人もの人々が500種類を超える新潟のお酒と多彩な新潟の料理、そして日本酒セミナーなどのステージイベントを楽しんだ。
2020年以降はコロナ禍の中で休止を余儀なくされているが、そうした中で2021年に新潟県観光協会が「酒の国にいがた」ブランドを活用した観光事業としてスタートしたのが「ふらっとフライトぽんしゅ旅」だ。

「ふらっとフライトぽんしゅ旅」は「日本酒をほとんど飲んだことのない方から、いわゆる“上戸”の方まで、新潟清酒の魅力を探しに、気軽に（ふらっと）飛行機で（フライト）ぽんしゅ旅に出かけてみませんか？」というテーマの新潟空港利用促進キャンペーンで、新潟の酒蔵見学や飲み比べなどが楽しめるツアーのほか、新潟の酒蔵、お酒が楽しめる宿などを紹介しており、新潟空港を就航する航空会社と連携した企画も様々に行われている。
その一環として9月3日、4日に開催されるのが、ANA トラベラーズによる「新潟宝山酒造オンラインツアー第2弾　～名物女将とめぐる新潟日本酒満喫たび～」だ。
このオンラインツアーでは、事前に日本酒と甘酒をお届けし、当日は女将の渡邉由紀子さん、杜氏の渡邊佳太さんをナビゲーターに試飲会形式で紹介。さらに140年の歴史を持つ宝山酒造より日本酒造りの現場と日本酒の魅力についてたっぷりと語っていただく。また、ガイドとはリアルタイムで質問ができたり、クイズがあったりと、インタラクティブでライブ感あふれるツアーとなっている。

21年7月に行われた第1回のオンラインツアーのダイジェスト
※出演者や内容は第2回の今回は変更になる場合があります

宝山酒造は明治18年（1885年）創業の小さな酒蔵だ。江戸時代には新潟の奥座敷として賑わっていた岩室温泉から弥彦神社へと続く道の途中に位置し、弥彦山、多宝山の伏流水を敷地内の井戸で汲んで仕込み水に使い、お米は県産米にこだわって、特に飯米であるコシヒカリや、コシヒカリを超えるお米をと開発された新之助まで使うなど、文字通りの地酒を手造りで醸している。
ツアー会社からの依頼で30年近く前から本格的に始めた蔵見学は、我が家に招き入れる気持ちで接し、熱心に解説し、

蔵人のみが出入りを許された昔ながらの土蔵や、実際に酒が仕込まれている現場を見ることができる、

流通前の新鮮な酒や、店頭に並ぶことのないお馴染みさんだけの限定酒まで味わう事が出来る、

といった点が評判を呼んで、コロナ禍の前は年間16,000人もの人が全国から訪れていた、大人気のコンテンツだ。

今回のオンラインツアーには、そんな蔵見学のエッセンスが詰め込まれている。動画配信ではなくライブなので、現地での蔵見学と同じく双方向で質問をしたり、クイズなども用意されている。その上にさらに、実際には立ち入って見ることのできない場所や物まで見ることができるのだ。もちろんオンラインなので、自宅にいながら気軽に旅気分を味わったり、リアルな旅の予習にすることもできる。

ツアーにパッケージされているのは甘酒2種と、五百万石、こしいぶきを使った定番の「純米酒」、地元で最も愛されている「伯宝」の日本酒2種だが、蔵のオンラインショップでは若女将の考案した200mLの「ひと飲み酒」という規格も販売している。
せっかくなら越淡麗を使った「純米大吟醸」や「コシヒカリ純米吟醸」などまで揃えて、蔵の魅力を存分に味わいながらツアーを楽しみたい。